マシュー・ウィリアムズによる「ジバンシィ」デビュー、カットアウトバッグや3本指シューズなど新たなアイコンが登場
新生「ジバンシイ」2021年春夏コレクション
Image by: GIVENCHY
新生「ジバンシイ」2021年春夏コレクション
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マシュー・ウィリアムズによる「ジバンシィ」デビュー、カットアウトバッグや3本指シューズなど新たなアイコンが登場
新生「ジバンシイ」2021年春夏コレクション
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「ジバンシィ(GIVENCHY)」が、新クリエイティブディレクターのマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M Williams)によるデビューコレクションを発表した。ウィリアムズのシグネチャーであるテクニカル素材を用いながら、メゾンのアーカイヴや伝統を更新し、男女の隔たりなく提案する2021年春夏コレクション。上部がV字にカットされている「カットアウトバッグ」や、つま先が3つに分かれた「トライプ・ トゥシューズ」など、新たなアイコンとなりそうなアイテムも登場している。
ウィリアムズの就任が発表されたのは今年6月。デビューコレクションはパンデミックの最中に制作をスタートし、2ヶ月で完成させたという。メゾンのキーとなるのは、エレガンスと遊び心、そして現実主義。クラシックとラディカルの対比など、ジバンシィの歴史やアーカイヴに着目し、過去・現在・未来を指し示している。
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ファーストルックは、創始者のユベール・ド・ジバンシィを象徴するドレープの布を巻きつけたスタイル。アレキサンダー・マックイーンが手掛けていた時代に登場した角は、ホーンヒールやホーンハットとして蘇った。
ルックブックの前半は、テクニカルな素材を用いた構築的なテーラードスーツ。後半はテキスタイルのバリエーションを広げ、クラシカルなシルエットをウィリアムズの革新的な視点で応用した。メンズとウィメンズといった隔たりを繋ぐ"ハードウェア"の提案として、パリのポンデザール橋のラヴァーズ・ロック(愛の南京錠)を模した金具が随所に施され、今シーズンの特徴の一つとなっている。
カットアウトバッグ、アンティゴナバッグ、トライプ・ トゥシューズなど、多彩なアクセサリー
アクセサリーでは極太のチェーンが目立ち、再解釈された「アンティゴナバッグ」や新作の「カットアウトバッグ」は幅広いサイズと素材で展開されている。ウィリアムズならではのスポーティーなボディバッグはレザー素材でラグジュアリーに。シューズでは、3本指の動物の足(=tripedal)を模したという「トライプ・ トゥシューズ」とストッキング、そしてソールに厚みのある「マシュマロ・スライド」といったアイコニックなアイテムが揃う。
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