クリエイティブチーム「オルタナティブ(ALT.)」のプロジェクトによるメンズワンピースブランド「メゾン オルタナティブ(MAISON ALTERNATIVE)」が、2021年春夏コレクションで本格デビューした。デザイナーは「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」で経験を積んだ新谷紘孝が務める。
オルタナティブはスタイリストやフォトグラファー、ヘアメイク、映像ディレクターなど様々な肩書きを持つ7人のメンバーで構成され、企業の広告案件などのディレクションを手掛けている。メゾン オルタナティブは、オルタナティブメンバーの新谷が中心となり、利便性と快適さを追求したメンズの新しいワードローブとしてワンピーススタイルを提案。2020年秋冬シーズンは知人を中心とした個人オーダーのみの小規模で展開し、裾のボタンを止めることでオーバーオールのように着用できるTシャツとシャツをそれぞれミニ(Tシャツ2万8500円、シャツ2万7500円)、レギュラー(Tシャツ3万円、シャツ2万9000円)、マキシ(Tシャツ3万1500円、シャツ3万500円)の3つの丈を製作した。
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本格デビューとなる2021年春夏コレクションでは、昨シーズン展開したTシャツとシャツに加え、新作としてロング丈のベストとショート丈のブルゾンによるアンサンブルワンピース(5万円)や、ロングスリーブTシャツとノースリーブを重ね合わせたドレス(3万6000円)、フロントはプルオーバー、バックは前開きのディテールを採用した前後どちらでも着用できる2WAY仕様のロング丈のシャツ(3万3500円)とジャケット(4万2000円)をラインナップ。カラーパレットはホワイト、ブラック、グレー、ベージュ、イエロー、サックスブルーで、全アイテム3色ずつ用意する。また、 金箔銀箔や特殊箔を使ったアイテムを製作するクリエイティブチーム「金さん銀さん」とコラボレーションし、古着のシャツ2枚をアレンジしてミニドレスやジャンプスカート、ケープシャツなど様々な着方が可能なワンピース(2万6000円)を展開する。取扱店舗や10月中に開設予定のオンラインショップで1月から販売する。
当面の間は基盤作りとして取扱店舗を増やすことを目標とし、メンズのワンピーススタイルの普及に向けて努めていくという。
■メゾン オルタナティブ:公式インスタグラム
2021年春夏コレクション展示会
Image by: FASHIONSNAP
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