新CEOのライアン・ゲラート氏
Image by: パタゴニア
パタゴニアの持株会社であるパタゴニア・ワークスがの新たなCEOに、ライアン・ゲラート(Ryan Gellert)氏が就任した。
ゲラート氏はパタゴニアに勤務する以前、ユタ州弁護士会のボランティアリーガルインターンや、登山用品メーカーのブラックダイヤモンド社の社長を経験。2014年にパタゴニアに入社し、ヨーロッパや中東、アフリカにおけるパタゴニア事業を統括してきた。同社の取締役会はゲラート氏について「2014年以来、パタゴニアをヨーロッパのアウトドア産業と環境コミュニティのリーダー的存在に押し上げてきた。国際的な経験を積んでいることが、この不確実な時代にパタゴニアが成功を収めるために最適な人材であると判断した」と評価している。
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ゲラート氏は「私たちが行うすべてのことは、故郷の地球を救うためにビジネスを展開するという使命に帰着すべきで、そのために公平で公正かつ包括的な方法で業務を行う必要がある。挑戦を続けるために厳しい状況になるだろうが、パタゴニアの才能と情熱にあふれたプロフェッショナルたちと一緒に仕事ができることに興奮している」とコメントした。
このほかの人事として、パタゴニア・インクの新CEOにジェナ・ジョンソン(Jenna Johnson)氏が就任。パタゴニアのミッションやスポーツコミュニティとビジネスをより強固に結びつけるため、パタゴニアのアパレルおよび装備品部門を監督する。また、リサ・ウィリアムズ(Lisa Williams)氏がイノベーション、デザイン、マーチャンダイジングの責任者となり、エグゼクティブの役割を担う。
新CEOのライアン・ゲラート氏
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ジェナ・ジョンソン氏
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