キム・ジョーンズが「フェンディ」ウィメンズのアーティスティック・ディレクターに就任 ディオールと兼任
キム・ジョーンズ(2020年1月撮影)
Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano)
キム・ジョーンズ(2020年1月撮影)
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キム・ジョーンズが「フェンディ」ウィメンズのアーティスティック・ディレクターに就任 ディオールと兼任
キム・ジョーンズ(2020年1月撮影)
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「フェンディ(FENDI)」が、ウィメンズのオートクチュール、レディ・トゥ・ウェア、ファーのアーティスティックディレクターにキム・ジョーンズ(Kim Jones)が就任したことを発表した。
フェンディのウィメンズコレクションは、フェンディ家3代目のシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)とともにカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が長年ディレクションを担当。2019年2月にカール・ラガーフェルドが逝去し、以降はシルヴィア・フェンディがウィメンズコレクションを単独で率いてきた。キム・ジョーンズのメゾン参加後も、シルヴィア・フェンディは引き続きウィメンズのアクセサリーおよびメンズコレクションのアーティスティックディレクターを務める。なおキム・ジョーンズは、同LVMH傘下の「ディオール(DIOR)」メンズアーティスティックディレクターを2018年から手掛けており、今後は2ブランドのディレクションを兼任する。
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キム・ジョーンズによるフェンディのデビューシーズンは、2021-22年秋冬ウィメンズコレクション。2021年2月にミラノファッションウィークで発表される予定となっている。
キム・ジョーンズは、名門校セントラル・セント・マーチンズ芸術大学でメンズウェアの修士号を取得。2003年に自身の名前を冠したブランド「キム ジョーンズ」を立ち上げ、「アンブロ」「アレキサンダー・マックイーン」「ダンヒル」などでデザインを手掛けた。2011年から2018年1月までは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズ部門のアーティスティックディレクターとして活躍し、「クリストファー・ネメス」や「シュプリーム」「フラグメント」といった話題のコラボレーションを実現。現在ディレクションを手掛けている「ディオール」メンズにおいても、ショーン・ステューシー(Shawn Stussy)やカウズ(KAWS)と協業するなど、ラグジュアリーとストリートといった異なるジャンルの距離を縮め支持を広げてきた。これまでは主にメンズファッション界で活躍してきただけに、フェンディのウィメンズ部門でのディレクションに注目が集まる。
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