「ロエベ（LOEWE）」が、パウラズ イビザ コレクションを発売した。公式オンラインショップで取り扱っている。

　パウラズ イビザは毎年サマーシーズンに向けて展開されるコレクション。世界中のサブカルチャーに影響を与えてきたスペイン・イビザ島の自由なスピリットや島の持つ快楽主義なムードをコレクションに落とし込んでいる。

　メンズとウィメンズからなるウェアやアクセサリーのほか、今年はコレクション初のフレグランスが登場。温かみのあるアンバーグリスとフレッシュなココナッツウォーターの香りが対比され、開放的な香りに仕上げられている。

　ウェアではマーメイド柄のマキシドレスやラッフルスリーブのロングガウン、睡蓮とジキン金魚プリントのカプリパンツをはじめ、ボレロスカートやスイムウェアをラインナップ。パズルバッグやクッショントートなどのアイコンバッグや毎シーズン人気のかごバッグはバリエーションを拡充して展開する。そのほか、突起がデザインされたユニークなネオンカラーのスパイキートップスやタイダイカラーのオーバーTシャツなどサイケデリックでチアフルなアイテムが揃う。

　ブランドのクリエイティブディレクター ジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）は「この困難な状況の中で、新しいコレクションを発売することは本来適切ではないのかもしれません。ですがこのプロジェクトは、ロエベに携わる職人達が時間と愛をこめ、商品に息を吹き込み、生命力と楽観性を具現化したものです。この色鮮やかで生命力に溢れ、多幸感と夢に満ちたコレクションは、皆さまを元気づけてくれるかもしれません」とコメントしている。

　ブランドでは、新型コロナの影響を受けた子どもの教育支援プロジェクトを始動。5月から8月までコレクションの売上から一商品につき40ユーロを寄付することを発表している。現在、国内店舗は臨時休業しており、営業再開後に店舗でもコレクションを販売する予定。

【あわせて読みたい】「ロエベ」新型コロナの影響を受けた子どもの教育支援プロジェクト始動、総額5000万円を寄付

1 / 20

公式オンラインストア