メルカリが2月28日、ヤマトホールディングス傘下のヤマトホームコンビニエンス（以下、YHC）と連携し、80サイズ以上の大型商品をYHCのドライバーが梱包から発送までサポートする匿名の配送サービス「梱包・発送たのメル便」の提供を開始した。

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　メルカリの現在の月間利用者数は1,500万人を超え、累計出品数は15億品以上にのぼる。出品未経験者を対象にしたアンケートでは、出品しない理由として「梱包・発送が大変そうだから」が最も多かったという。また、引っ越し時に破棄される物の上位を、カーペットやカーテン、ジャケットといった中〜大型のアイテムが占めたことから、同社は大型商品の梱包や発送の代行サービスの需要が高まっていると推測。メルカリでは大型商品の配送サービスとして既に「大型らくらくメルカリ便」を提供しているが、配送料が距離に対応した変動するほか、匿名配送には対応していない。YHCとの連携により、出品障壁を低くするとともに、出品者の利便性向上を図るという。

　梱包・発送たのメル便では、商品が売れた後にYHCのドライバーが自宅を訪問し、商品の梱包から集荷まで対応。配送先に商品が到着した後も開梱、設置、資材の回収をドライバーがサポートする。サービスの対象となるのは、3辺の合計サイズで80サイズ〜450サイズまでの9サイズ。スニーカーや衣類などからダブルベッド、カウチソファまでの幅広い商品をカバーする。サイズごとに全国一律の価格を設定しており、価格帯は1,700円〜3万3,000円。

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