「オールドスクールのラッパーを彷彿とさせるものを作りたかった」MCM by PHENOMENONが復活した理由と目指すもの
Image by: FASHIONSNAP
2020.01.22 Wed. - 22:25 JST
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「オールドスクールのラッパーを彷彿とさせるものを作りたかった」MCM by PHENOMENONが復活した理由と目指すもの
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2020.01.22 Wed. - 22:25 JST
「フェノメノン(PHENOMENON)」と「エムシーエム(MCM)」のコラボレーションライン「MCM by PHENOMENON」が5年ぶりに復活した。コラボデザイナーを務めたのは、現在吉井雄一とともに「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」を手掛けるオオスミタケシ(TAKESHI OSUMI)。なぜこのタイミングで同ラインを手掛けるに至ったのか。その経緯とコレクションに込めた想い、今後の展開をTAKESHI OSUMIに聞いた。
MCM by PHENOMENONは2010年にスタート。ドイツのアイコニックなラグジュアリーブランドと、エッジの効いたクリエイティブで国内外から評価を受けていたブランドとのコラボレーションに注目が集まった。
TAKESHI OSUMIは1999年に「スワッガー(SWAGGER)」を立ち上げ、2004年に「フェノメノン」を始動。2016年にデザイナー契約の任期満了という形でブランドを退任した。コラボラインの復活は、エムシーエムの会長とプライベートで交流する中で自然な流れだったという。「会って食事をしたりする中で、またやりたいねという話を5年間ずっとしていて、自分のなかでタイミングを伺っていた」と振り返る。
「エムシーエムのヴィセトス柄が僕の中でオールドスクールのラッパーたちが着ているイメージがあり、改めて彼らを彷彿とさせるようなブランドの原点(ルーツ)に立ち返りたいと考えた」という今回のコレクションでは「STRICTLY ROOTS(ルーツに忠実)」をテーマに製作。エムシーエムのアイコニックなヴィセトス柄を落とし込んだクラッチバッグやカードホルダー、スウェットなどがラインナップされている。ミスタージェントルマンとは異なるスタイルの着用者を想定して製作に取り組んだというTAKESHI OSUMIは、クリア素材やPVC、光で反射するプリントなど、いま旬の素材や技術を生かしたクリエイションを重視。エムシーエムとTAKESHI OSUMIの持つストリートカルチャーを現代的にアップデートしたコレクションに仕上げたという。
5年ぶりのコラボレーションを経て「ミスタージェントルマンでは人と話しながらの製作なので、1人でのモノづくりは新鮮だった。これからもこの2種類のクリエイションのバランスを保って製作を続けていきたい」とTAKESHI OSUMI。エムシーエムとのコラボレーションは今後も各シーズンごとにコレクションを展開していく予定で、すでに次のシーズンの準備も始めているという。「このコラボは自分の中では新たな挑戦で、やっと始まったという感じ。今後も継続して、エムシーエムでも、そしてミスタージェントルマンでも面白いことを提案していきたい」と意欲をみせた。なお1月22日から、伊勢丹新宿店メンズ館にポップアップストアを出店。コラボコレクションを先行販売しているほか、店舗限定のトートバッグ2種類を取り扱っている。
【インタビュー】オオスミタケシが語る「フェノメノン」離脱とこれから(2016年3月掲載)
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■MCM by PHENOMENON ポップアップストア
日時:2020年1月22日(水)〜2月4日(火)
会場:伊勢丹新宿店メンズ館1階=プロモーションスペース
■問い合わせ先
MCM GINZA HAUS 1 : 03-5524-7177
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