伊勢谷友介が代表を務めるリバースプロジェクトが、「都市での油田開発に成功した会社」として知られるリファインバースのユニフォームをプロデュースした。

　オフィスやホテルなどから大量廃棄されるカーペットがこれまでほぼ100%埋め立て処分されてきた中、リファインバースは年間約2万トンのタイルカーペットを回収し、工学技術により再び資源化するモデルを確立。新ユニフォームには、同社の先進的な姿勢、マテリアルリサイクルとファッションの融合をコンセプトに、職人の力強さを表現するためライダース型を採用した。スタッフの階級が一目で分かる「階級タグ」は腕の透明ポケットに入れ替え可能で、廃車から出る素材の中でもリサイクルが難しいとされる「エアバッグ素材」をアップサイクルして製作。また石油を一切使用しない生産サイクルにより、同社のサステナブルな次世代素材メーカーとしての姿勢を表現したという。

　リバースプロジェクトは、日本のユニフォームを環境に配慮したエシカル素材で製作し、再資源化できるシステムの導入と実現を目指した「全日本制服委員会」を発足。日本を代表するデザイナーを起用し、繊維メーカーと協力しながら国内企業の制服プロデュースを行っている。