男の中に潜むエロスに着目「ピガール」が東京で初のショー

デザイナーのステファン・アシュプール
Image by: FASHIONSNAP
2016.04.22 Fri. - 23:50 JST

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男の中に潜むエロスに着目「ピガール」が東京で初のショー

デザイナーのステファン・アシュプール
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2016.04.22 Fri. - 23:50 JST
「ピガール(PIGALLE)」が、2016-17年秋冬メンズコレクション「EROS」を東京・青山で発表した。ショーの開催に合わせて、デザイナーのステファン・アシュプール(Stephane Ashpool)が来日し「東京は大好きな街。記念すべき10回目のコレクションなので日本で発表するのにふさわしいと感じた」と日本で初めてコレクションを発表した理由などを話した。新作は4月23日に発売される。
日本初開催となったショーは、今年1月にパリで初披露したコレクションをプレゼンテーション形式で再構築し、音楽は渋谷慶一郎が担当した。男性の中に存在するフェミニティーが作り出すエロティシズムに着目し「透ける素材や羽、オーガンジーなどの素材、薔薇の小道具などウィメンズの服に使うことが多い要素を取り入れつつ、シルエットはメンズらしく仕上げた」(ステファン・アシュプール)という。ショーの最後に登場したアシュプールが着用していたジャケットの刺繍は、シャネルの子会社パラフェクション傘下のオートクチュール刺繍工房「メゾン ルサージュ(MAISON LESAGE)」が手がけたほか、ジャケットの背面に施された「P」のロゴは羽根飾りで有名なオートクチュール・アトリエ「ルマリエ」が全て手作業で製作した。
「EROS」コレクションがショー開催の翌日から店頭に並ぶことについて、アシュプールは「ショー発表後すぐに商品を発売するのは前からやってみたかったことなので嬉しい」とコメント。「バーバリー(BURBERRY)」や「トム・フォード(TOM FORD)」など複数のブランドが実施する「see now buy now」システムを次も採用するかについては「トレンドだからといってやるわけではないが、発表した翌日に店頭に並ぶ商品があっても良いと思う。自分が心地良いと感じるやり方でやっていければ」と方向性を示した。
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