

今シーズンのトレンドボトムと言えば、真っ先に思い浮かぶのがテーパードパンツです。素材としてはデニムが流行っていますが、結局どこのブランドもシルエットはテーパード(腰周りはゆったりめで足首に向けて細くなる)を中心に発売しています。
先シーズンからこの傾向はあったのですが、どちらかと言うとスウェットパンツや裾リブ付きパンツなどゆるめのアイテムが大流行していたこともあり、少し影に隠れていた印象がありました。
しかし、今シーズンはスウェットパンツのトレンドがほぼ終わったこともあり、本命トレンドはテーパードに。ただ、少しゆったり目のテーパードが多かった先シーズンと少し違うのは、今シーズンは本来の細身のシルエットの方が多く、ジャストサイズが売れているということ。春に発売され、大変人気となったLevi's 501CTなどが良い例です。

ここ数年、ボトムのトレンドは細身の範囲内でしか推移していないので、テーパードパンツも一過性の流行りではなく、良いものを買うと長く使えるアイテムだと思います。スキニーと違って、「細身でありつつ、適度にゆるい」ので圧迫感もなく履きやすいですし、オーバーサイズ・ジャストサイズのトップスともに相性が良いので夏には特に活躍してくれるはず。
ちなみに最近はボトムを買っても裾上げせず、ロールアップするのが1つの主流になっていましたが、今シーズンのジャストサイズで買ってしっかり裾上げするのがおすすめ。裾の長さはワンクッションなどはせずに、足首辺り(靴の履き口くらい)にするのが今っぽいと思います。クロップド丈が流行っているので、従来より少し短めの裾上げにするのがポイントですね。(逆に短くしすぎると取り返しがつかなくなるので注意!)
テーパードパンツはファッションビギナーの方にもおすすめです。最初の1本としても万能に活躍してくれると思います。是非、興味を持った人は挑戦してみてください!
※テーパードパンツとスリムパンツ(ナローパンツ)、スキニーパンツの違いが分からない人もいるかと思いますが、テーパードパンツの特徴は太もも部分に余裕があるところです。ただ、最近は境界が曖昧になっており、ブランドによってはスリムと言いつつテーパードを出してたりするので注意してください。
Text:Yuya Iwasaki
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