「カルヴェン（CARVEN）」が2015年サマーキャンペーンのヴィジュアルを公開した。デザイナーギョーム・アンリ（Guillaume Henry）がディレクションした最後のキャンペーンヴィジュアル。撮影は前作同様、ヴィヴィアン・サッセン（Viviane Sassen）が担当した。

　「カルヴェン」の2015年サマーキャンペーンのビジュアルは、60年代のレーシングコミックをイメージした背景に、パイロットに扮したモデルが登場。ウィメンズはマグダレナ・ジャセック（Magdalena Jasek）とマヤ・サラモン（Maja Salamon）、メンズがKarlis Adlersが登場している。

　F-1にインスピレーションを得たという「カルヴェン」の2015年サマーコレクションは、「60年代のシルエット」「スポーツウェアのタッチ」「フレッシュさ」をキーワードに、日本のエッセンスを加えられている。ランウェイには「カルヴェン」と胸元に書かれたワンピースが登場し、大きな話題になった。　

　ギョーム・アンリは、2015年1月5日付けで「ニナリッチ（NINA RICCI）」の新クリエイティブディレクターに就任。「カルヴェン」のディレクションは、2015年プレフォールコレクションがラストシーズンとなる。なお、「カルヴェン」の新ディレクターについては現段階では未発表となっている。