
『メルセデス・ベンツ ファッション ウィーク 東京』。
一般に「東コレ」と呼んでいるこの催しは、文字通り世界の一流企業がスポンサードしているビッグイベントである。ここ数シーズン、渋谷ヒカリエをメイン会場とすることによってスケジュールやオーガナイズの面は、かなりブラッシュアップされてきた。それでも出展ブランドの顔ぶれを見ると、まだまだ「もっと出来る!」という余地があるようにも思える。なにより、彼らを"東京ブランド"とみるか"TOKYOブランド"とするかでは、その見方は大きく変わってくる。なんだ? そんな謎かけみたいなことを、とおもうなかれ。それはね・・・
【午後3時】
先陣を切るのは、名門の舵取りをまかされた天津憂氏が手がける「HANAE MORI designted by Yu Amatsu」。蒼く照らされた白いランウェイの最前列には、御大森英恵先生がご来場。お元気な姿に会場中から大きな拍手が送られる。いいじゃないか、こういうの好き。シャイな人間が多い日本ではなかなか見られない光景ですよ。それほど先生に対するリスペクトが多いってことね。素敵だ。



【午後4時】
ラフォーレ原宿にてランウェイを行ったのは「Happning」。次に行われる「mintdesigns」の開始時間を気にしてスキップした方々、着いたらちょうどモデルたちが1Fへと降りきたところでしたよ。事(こと)は簡単に済み申した。やっぱり現場に足を運ぶことは大事ですな。こういうラッキーを拾っていくのもコレクションの楽しみのひとつでっせぇ。とはいえ、これといった盛り上がり&ハップニング!もないまま静か〜に終了。待ち行く人たちも横目でチラ見。いいねぇ、この場から浮いてる感じ。東コレっぽくなってきたじゃないか!



【午後4時30分】
秩父宮ラグビー場。手塩にかけて整備された天然芝が、直撃前の台風の雨に打たれ、なんともいい感じ。逆サイドの観客席に陣取る傘をさした人は、グランドキーパーならぬ、ブランドキーパーか?・・・あんましうまくねぇな↓。さて、東コレタイムの14分押しで始まったランウェイは、ヒザ上丈のワンピシリーズがなんともカワイイ。ん〜、こんな彼女とおデートがしたい! 日本人女性のみなさま、この丈感をぜひとも死守していただきたいッス(単なる男目線!)。で、素敵さを後押ししたのが、きれいにまとめあげられたヘアスタイル。いつもの逆手をとって、シンプルなんだけど、うしろのお団子(でいいの?)が細かな花柄模様にもなっていて・・・やっぱうまいなぁ↑。あとは展示会で"まくらバック"をチェケら!ってということで。 会場をあとにする際、決められたルートをきちんと歩く我ら日本人。 んー、これぞ国民性。やっぱコレだね〜東コレは。




「YES NO」まくらではありません

さてスケジュールはあと2つ。 でも今日の日記はここでおしまいかなぁ。 いろいろと問題もあるので(笑)
ではまた明日お会いするという事で。
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