シャツ型フットウェアブランド「ERIMAKI SOX」が、卸事業を拡大する。販売はこれまで自社ECが中心だったが、ブランドの認知を高めるため、大手セレクトショップや原宿界隈のカルチャー発信型ショップ等への卸売りを検討していくという。同ブランドは今夏からアクセサリーサインの展開を開始するなど、商品ラインナップを拡充させている。

　国内発の「ERIMAKI SOX」は、「ファッションを楽しむコト 着飾るコト」をコンセプトに2014年1月にデビュー。伝統的な足袋の構造に襟を施したシャツ型のデザインが特徴で、タータンチェック模様のデビューコレクション発売以降、自社ECのみで100足以上の受注が入る日もあるなど人気を集めている。新作コレクションとして、ギンガムチェック、ボーダー、無地ホワイト、サムライブルーをイメージしたロイヤルブルーを6月から販売。ウィメンズ・メンズ両方のサイズ展開があり、シャツの箱のようなパッケージはプレゼントにも適している。

　現在「ERIMAKI SOX」は自社ECをメインに「Dolly&Molly（ドリー&モリー）」や「birth death」で販売されているが、今後は卸先を拡大して「より多くの人の目に触れ、知ってもらう機会を増やす」（ERIMAKI SOXの担当者）という。ソックスの他にも展開ラインを拡大しており、シャツに付けるタイを真鍮で表現したアクセサリーの販売をスタート。リボンとタッセルの2種類のアンクレットブレスをラインナップしており、両モデル共にアンクレットの他にもブレスレットとして使用できる。