渋谷に6月21日オープンする新空間「HOTEL EMANON（ホテル エマノン）」の内部が公開された。2階エントランスをはじめ、外観や内観にホテルのイメージを採用。港区・日の出の「TABLOID（タブロイド）」などを手がけるソウルプラネットが運営し、レストランやセレクトショップ等を通じてライフスタイルの拠点となる場を提供するという。

　住宅が立ち並ぶ閑静な南平台町エリアに位置する「HOTEL EMANON」は、1階にデイリーレストランとコーヒーバー、2階以上に居住スペースを展開。館内で使用されるカップや照明器具、国内外からバイイングした家具の大部分は購入ができ、セレクトショップとしての機能も持つ。今後はスタイリストなどのセレクターと組んだポップアップショップやECショップがオープン予定。

　1階のカフェ・レストランでは「EAT LOCAL」をコンセプトに、三浦半島で採れたフレッシュ野菜を使ったイタリアンベースのメニューを提供。コーヒーバーではJTの電子加熱型タバコ用具「Ploom（プルーム）」などタバコも取り扱い、ドリンクはテイクアウト用にファサードからの路面販売も行う。レストルーム内に隠し扉を設け、奥には予約制のVIPルーム2部屋を設置。チャージ料は1時間1万円で、カラオケも楽しめる。ホテルのフロントを連想させる2階エントランスは、元々の建物の構造を活かしてデザインしたといい、HOTEL EMANON全体で「ホテルのロビーのように、新しいネットワークが形成されるハブ空間」（ソウルプラネット エグゼクティブプロデューサー鈴木亮氏）を目指す。

■ホテルのような複合空間「HOTEL EMANON」が渋谷にオープン
　/news/2014-06-05/hotel-emanon/