
H&Mの衣装を着た元気地蔵
Image by: FASHIONSNAP
「H&M(エイチ&エム)」が北海道初のストアH&M SAPPOROを公開した。札幌・大通地区に位置する同店のエントランスには、元気地蔵と呼ばれる像が鎮座。毎シーズンクリスマスにはドレスアップするという元気地蔵は、オープンに先駆け「H&M」のスタッフTシャツをモチーフにした特製衣装を着用して開業を待っている。オープンは、11月23日。
H&M SAPPOROは売場面積1,900平方メートル、4フロア構成。札幌市内で最も古い歴史を持つという札幌一番街商店街沿いに位置し、元日産ショールームが入居していたラ・ガレリアビルにオープンする。ラ・ガレリアビル前の元気地蔵は、造形作家の松本純一氏が「この世の生き物すべてを救済する菩薩、地蔵」をイメージして製作したもの。前テナント時代から設置されており、毎シーズンクリスマスにはドレスアップした姿が話題になるなど、街のシンボルとして愛されているという。ストア前に地蔵のいる「H&M」ストアは他に例がなく、代表クリスティン氏は「グローバルブランドだからといってグローバルの基準に合わせるのではなく、ローカルに基づいて考えなければならないと考えています。ですので、私たちにとっても『北海道の方々と一緒に』という思いを込めたシンボルです」と話している。
H&M SAPPOROのオープン前に「H&M」が地下歩行空間に設置したポップアップスペースには「1日700人から800人が訪れている(同スペースの担当者)」と道内の注目を集めている。取材に訪れた地元テレビ局のディレクターは「北海道内では近年大通りエリアと札幌エリアの激戦が続いている。JPタワーがオープンしてからは札幌エリアに客足がとられたが、H&Mのオープンで再び大通りエリアが活気づくのではないか」と期待を寄せている。
■H&Mが北海道進出 2013年秋に札幌初出店
/news/2013-08-21/hm-sapporo/
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H&Mの衣装を着た元気地蔵
Image by: FASHIONSNAP








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