
H&M 原宿店
Image by: FASHIONSNAP
H&M 原宿店に8月30日、古着で覆われたスペシャル・ウィンドウが出現した。国内の「H&M」全店舗で1日に回収される古着の約半分に当たる約340kgを使用。ファッションに関心が高い層に向けて古着回収の認知向上を図るため、9月7日に開催されるショッピング・イベント「FASHIONS NIGHT OUT(ファッションズ・ ナイト・アウト)」終了まで掲出される。
「H&M」は今年3月より48カ国の店舗で古着回収活動をスタート。日本では開始後5ヶ月で90トン以上の古着を回収したという。回収された古着は「I:COLLECT」に引き取られ、状態によってリウエア(古着として世界各地で販売)や、リユース(他の製品に加工)、リサイクル(繊維として再生)に分類され、どれにも属さないものは燃料(エネルギー)を作るために使用。スペシャル・ディスプレイは「I:COLLECT」に引き取られる前の古着が使用されている。
「H&M」がこの5ヶ月間、グローバルで回収した古着の総量は約1,459トン。世界的には223トン回収したドイツが最も多いが、1店舗あたりの回収量は日本が飛び抜けて多く、今回世界で初めて回収した古着を使用したスペシャル・ウィンドウの設置が実現したのだという。広報担当者は「スタート以来、国内の関心は我々の予想をはるかに超えるものです。どのブランドの服でもお持込み頂けるということが支持されている要因になっているようです。グローバルで半永久的に続けていく予定の活動なので、瞬間的ではなく、日本でも常に興味を持っていただけるよう取り組んでいきたいと思っています」と話している。
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