フランスの老舗バレエ用品ブランド「Repetto（レペット）」初のフレグランスが発表された。バレリーナのようにエレガントなオーラを放つローズ調の香りやレペットピンクのアウターケースなど、随所にブランドの世界観を反映。フレグランスに加えてボディローションやシャワージェルも展開し、発売は8月21日が予定されている。

　「Repetto」から誕生したフレグランス「レペット オードトワレ」は、世界三大調香師の1人ジャック・ポルジュを父にもつオリヴィエ・ポルジュが調香を担当。厳選した高級な原料で「Repetto」の職人技のような手縫いの雰囲気を作り出し、ローズとバニラを使って洗練された香りに仕上げた。ピンクのガラスボトルは独特のしなやかさを表現。ネック部分には代表的なトウシューズ「カルロッタ」と同じサテンのリボンを結び、ブランドロゴの「r」が刻まれたドロップペンダントをあしらっている。

　フレグランスの初代広告塔には、パリ・オペラ座のプリンシパル・ダンサーで2012年1月からブランドのアンバサダーを務めているドロテ・ジルベールを起用。エトワール（花形ダンサー）として舞台に立つ前の楽屋で、子供の頃の夢を実現しその瞬間をかみしめている姿をジェームズ・ボルドが撮影した。

　「Repetto」は、1947年にRose Repetto（ローズ・レペット）が創設。バレエ用品の他にもタウン用バレリーナシューズが人気で、2012年12月にはプレタポルタライン「La Garde-Robe Repetto（ラ・ギャルドローブ・レペット）」を発表するなど展開を広げている。