
店舗イメージ
Image by: ワールド
ワールドが、地域に密着した小売流通企業をパートナーにフランチャイズ(以下、FC)事業を強化する。食品を中心としたスーパーマーケットチェーン「ライフ」を展開するライフコーポレーションおよび商品スーパー「イズミ」や大型ショッピングセンター「ゆめタウン」などを手がけるイズミとFC契約を締結。ワールドの100%子会社でファッションライフストア「SHOO・LA・RUE(シューラルー)」のFC事業を行うワールドフランチャイズシステムズ(以下、WFS)のもと、今春を目処に出店を開始し、2013年3月末時点で12店舗となるFC店舗を2013年度中に50店舗まで増やす計画だ。
WFSは昨年3月から「SHOO・LA・RUE」のFC事業を開始。現在、食品スーパーやショッピングセンター、ホームセンターなどに標準面積330平方メートル前後のFC店舗を9ヶ所に出店している。「SHOO・LA・RUE」は30代女性とその子供をターゲットにアパレルやファッション雑貨などを扱うストア業態。FC店舗では出店先の立地に合わせた商品構成で、加盟店の既存顧客層に認知度を高めている。
FC契約先2社の1号店は、ライフコーポレーションが春夏頃に関西地方に、イズミが4月に島根県に出店予定。ワールドは、コスト面で直営よりも出店しやすいFC店舗を、地域に密着した小売流通店舗に出店することで、地域に根ざした販売網の拡大につなげる。スーパーの衣料品売場で扱われる商品は従来自社で展開されることが多かったが、ワールドの企画力を活かし、ファッション感度が上がっている顧客にも対応できるような商品を提供していくという。
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