「CHANEL（シャネル）」が6月15日、2011-12年メティエダール・コレクション「パリ-ボンベイ」 のランウェイショーで使用したコスメティックを特別限定品として限定店舗で発売した。インドを演出した「パリ-ボンベイ」のために、メークアップ クリエイティブ ディレクターピーター・フィリップスが創出。フェイスパウダーRoute des Indes de CHANEL（ルート デ ザンド ドゥ シャネル）とDiwali（ディワリ）と名付けられたヴェルニを展開する。

　「CHANEL」の「メティエダール コレクション」は、オートクチュールのアトリエに捧げる特別なコレクションとして2002年より発表。毎年12月にショーが開催され、「CHANEL」の歴史と密接な関係にある都市がテーマに設定されている。2011-2012年のメティエダール コレクション「パリーボンベイ」は、パリで2011年12月6日に発表。「グラン・パレ」内のギャラリーを1日限りのきらびやかなマハラジャの宮殿に一変させ、特別な晩餐会に招かれたゲストが50mのロングテーブルに着席してショーを堪能した。
　
　ピーター・フィリップスは「パリ-ボンベイ」 に合わせて、濃い色のアイシャドウとペンシルでつくったアーモンド形の目を活かした、ユニバーサルなメイクを打ち出した。特徴的な目もと以外をゴールドの光を加えるため、繊細にきらめくゴールドのフェイスパイダー、ルート デ ザンド ドゥ シャネルを制作。ルート デ ザンド ドゥ シャネルのパウダーには、マドモアゼル シャネルがインドに着想を得て1960年代のコレククションで発表したブロケード織りを再現した模様が刻印されている。またモデルの爪を彩ったヴェルニは、淡いゴールドとシルバーを混ぜた、メタリックの光沢を持つヴィンテージ ゴールドカラー。インドの伝統的な「光の祭り」を示す"ディワリ"と命名されている。