世界中の空を1つにした大杉隼平の写真展にkurkku・リバースプロジェクトが参加

世界中の空を1つにした作品「同じ空の下、みんなが繋がっていられますように...」
Image by: 大杉隼平
2012.04.14 Sat. - 12:50 JST

世界中の空を1つにした作品「同じ空の下、みんなが繋がっていられますように...」
Image by: 大杉隼平
世界中の空を1つにした大杉隼平の写真展にkurkku・リバースプロジェクトが参加

世界中の空を1つにした作品「同じ空の下、みんなが繋がっていられますように...」
Image by: 大杉隼平
2012.04.14 Sat. - 12:50 JST
現在の福島を撮影した写真展「日常と非日常 -1年経って思い出したあの日-」が、4月30日に東京・原宿の「LITHIUM HOMME FRAG SHOP(リチウム オム フラッグ ショップ)」内特設ギャラリーで開催される。写真家 大杉隼平が、福島の子どもたちに送るために、世界各国7900人の撮影した「空」を1つにつなぎ合わせて制作した作品を初公開。また、同氏の被災地支援への志に賛同した「REBIRTH PROJECT(リバース・プロジェクト)」や「kurkku(クルック)」とのコラボレーションアイテムを限定販売する。会期は5月6日まで。
1982年に東京で生まれた大杉隼平は、俳優 大杉漣を父に持つ写真家。イギリスのロンドン芸術大学で写真とアートを学び、現在はZACCO(ザッコ)に所属している。2011年3月の震災以降、"自分たちだからできる支援の形"を模索してきた大杉隼平。福島の子どもたちが避難先でつぶやいた「空ってきれいだね。放射能を気にしなくていいんだよね。」という言葉をきっかけに、外で遊べなくなってしまった子どもたちに「空」の写真を贈る「みんなの空」プロジェクトを始動。「空はいつも繋がっている。同じ空の下、みんなが繋がっていられますように...」という思いを込め、震災から半年後の9月11日に、「空を見上げて写真を撮って送ってほしい」とTwitterでアナウンス。日本をはじめ、世界27カ国2025人が撮影した「空」の写真を繋ぎ合わせて1枚の「空」を作り、南相馬市と同市の小学生全員に贈った。
「日常と非日常 -1年経って思い出したあの日-」では、震災から1年の節目となる3月11日、再び世界中の「空」を1つにした作品を披露。世界38カ国7900人以上から集まった写真をつなぎ合わせ、前回よりもさらに大きなひとつの「空」が表現されている。また、震災後の福島で撮影された約30点のカラー写真や、日本全国から集まったミサンガ、福島への思いを馳せたメッセージなど、様々な作品を展示。東京での開催後、神戸、福島で展示を予定している。
大杉隼平が代表を務めるボランティア団体「LEAVES WORK(リーブス ワーク)」をはじめ、伊勢谷友介が率いる「REBIRTH PROJECT」、プロデューサー小林武史氏による「kurkku」によるコラボレーションアイテムは、大杉隼平が撮りおろした写真を全面にプリントしたTシャツやトートバッグを展開。Tシャツは、写真展で展示されている写真の中から4枚がセレクトされ、「感光したネガ。感じる鳥の強さ羽ばたき光の導く空へ」「日本中から集まったミサンガ 子どもの手の上に 願いが叶うことを思って」など、それぞれにメッセージ性のある名前がつけられた。サイズはXXSからXLの6型展開で、価格は8,500円(税抜)。売上げは、被災地支援の活動資金や支援金として使用される。
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