
2011年10月1日、井の頭公園や吉祥寺の街でアニメの祭典「吉祥寺アニメワンダーランド2011」が開幕する。同イベントは、吉祥寺に新たな魅力を付加していく地域振興事業の一環として1999年からスタート。スタジオジブリをはじめ、数多くの制作スタジオや作家陣、行政や教育機関の協力のもと今年で13回目の開催を迎える。
「吉祥寺アニメワンダーランド2011」は、武蔵野商工会議所と地域コミュニティや吉祥寺に在住またはゆかりある漫画家、アニメスタジオが中心となり開催される地域密着型イベント。1970年代、JR中央線文化の中心地でもあった吉祥寺は、「となりのトトロ」などで親しまれているスタジオジブリをはじめ、スタジオ4℃の代表作「鉄コン筋クリート」、スタジオぴえろとフジオ・プロの「天才バカボン」など、JR中央線文化を背景に持つマンガやアニメを多数輩出。漫画家・スタジオによる合同開催という全国的に珍しい祭典として実施されている。
今年度は、「吉祥寺シアター」で行われるイベント"アニメ「べるぜバブ」ファン感謝祭"を皮切りにスタート。1週目にはモデラーのオオゴシ*トモエさんを迎えたプラモデルのワークショップ「親子でガンダムプラモデルをつくろう!」や、東急百貨店北側広場に懐かしい玩具が集結する「吉祥寺おもちゃ市場」などを実施。2週目には、井の頭公園の野外ステージ「森のわくわくステージ」に楳図かずおさんが登場するほか、神谷明さんや宮内タカユキさんによる「吉祥寺アニメミュージックアワー」、公園内に特設した「森の映画館」で「チェブラーシカ」、「にゃんぱいあthe movie」、「銀河鉄道の夜」の上映が行われる。そのほか、吉祥寺の街を巡る「チェブラーシカ・スタンプツアー」や地元の若手映像・アニメ作家の作品を集めた「吉祥寺アニメーション映画祭」など、多彩なイベントが催される予定だ。会期は2011年10月1日から10月10日まで。
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