「Dolce&Gabbana(ドルチェ& ガッバーナ)」のデザイナーDomenico Dolce(ドメニコ・ドルチェ)とStefano Gabbana(ステファノ・ガッバーナ)が、2012年春夏シーズンで「D&G」を終了することを発表した。今後は「D&G」の要素をメインラインへと集約し、「Dolce&Gabbana」のみの展開を行っていく。
「D&G」ブランドの終了は、2012年春夏コレクションのランウェイショーが開催された22日に発表。同件についてデザイナーのDomenico DolceとStefano Gabbanaがショー終了後のインタビューで「現在、新たなプロジェクトを進行中だ」とコメントしていた通り、28日にはネックレスで$20,000ほどの価格を予定するハイジュエリーコレクションをローンチさせることが海外の一部メディアでは報じられている。ドルチェ&ガッバーナ社は、今後「D&G」の店舗名を「Dolce&Gabbana」へと名前を変えていく予定。「D&G」のラストコレクションは2012年の始めには店舗や「D&G」ブランドを取り扱う小売店に並ぶという。
「D&G」は1994年に、「Dolce&Gabbana」よりも若い層に向けたコレクションラインとして誕生した。1996年4月には三崎商事との提携(2002年5月終了)で、「Dolce&Gabbana」とともに日本市場に参入。2001年8月にはドルチェ&ガッバーナ ジャパンが設立され、両ブランドの路面店および百貨店内店舗の運営をはじめ総合的な発展を目指してきたが、2010年5月に「D&G」ブランドのウェアと皮革製品事業を2010-11年秋冬コレクションの販売終了をもって休止することが発表された。ライセンスである「D&G」のフレグランス、アイウエア、時計、アクセサリーについては日本市場でのビジネスを継続していたが、事実上の日本撤退となっている。
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