3月6日に開催されたYOSHIKI主催のファッションイベント「ASIA GIRLS EXPLOSION」。国立代々木競技場 代々木第一体育館を舞台に音楽とファッションの新たな融合を繰り広げた。Marilyn Manson（マリリン・マンソン）の登場で幕を開けたファッションステージには、様々な時代を辿るコーディネートが登場。森ガール、アキバ男子、アムラーなどそれぞれの時代を代表するファッションがステージを飾った。

　日本のファッションカルチャーとミュージックカルチャーをアジアから日本に向けて発信するという新しいファッションミュージックライブ「ASIA GIRLS EXPLOSION」。開催決定から約1ヶ月、豪華ハリウッドセレブの出演が明らかになる一方で、ヴェールに包まれていたファッションステージ。2時間半にわたって繰り広げられた「ASIA GIRLS EXPLOSION」で単独ブランドのショーステージは、Olivia Palermo（オリビア・パレルモ）手がける世界初披露ブランド「kitgirl（キットガール）」とYOSHIKI手がける「YOSHIKIMONO（ヨシキモノ）」の2ブランドが登場。この他は、国内のスタイリスト達による、男性の1940年代〜2010年、女性の2010〜1940年のファッションでショーを展開した。

　ファッションショーに出演するのは初というMarilyn Mansonの登場でスタートしたファッションステージは、メンズの40年代から。SEX PISTOLS（セックス・ピストルズ）のようなパンクや、ヒッピー、プレッピーなどのファッションが次々に現れ、現代に移るとギャル男やアキバ系、ストリート系など、馴染みのある装いが登場した。続くウィメンズのステージでは、現代から過去へと遡る展開。現代女性の代表格とも言える冨永愛でショーはスタートし、アゲハ嬢、森ガール、ロリータ、アムラー、原宿ガール、女子高生まで、様々なファッションが披露された。ラストのウィメンズ40年代では、YOSHIKIの生ピアノ演奏とともにクラシックやレトロな着こなしが登場。ファッションを通じてタイムスリップするかのような「ASIA GIRLS EXPLOSION」ならではのファッションステージが繰り広げられた。