東京・六本木エリア初の「UNIQLO（ユニクロ）」店舗が2010年10月8日、「東京ミッドタウン」内に出店することが決定した。ミッドタウン・タワー上層階にはユニクロ及び親会社ファーストリテイリングの東京本部が入居しており、本拠地の "お膝元" へ満を持してのオープンとなる。

　ユニクロが出店するのは「東京ミッドタウン」プラザB1F。5月9日をもって閉店したフードコート「Okawari.jp（オカワリ・ドット・ジェーピー）」跡地で、売り場面積約200坪のワンフロア展開を計画している。メンズとウィメンズの高品質なベーシックカジュアルを提供し、「清涼感」や「クリア感」をキーワードに快適に買い物を楽しめる店舗を目指す。

　また、ユニクロの既存店舗は週末の来店客数が多いが、「東京ミッドタウン」はオフィスが入居している事もあり「週末だけではなく平日に多く訪れる来店客にも対応する」（ユニクロ・広報）。また「東京ミッドタウン」はオープン7日後の10月15日から開催される「東京発 日本ファッション・ウィーク（JFW in Tokyo）」の主会場で、国内外のファッション関係者が集結する場所。国際色豊かな土地柄もあり、六本木はグローバル化を推進しているユニクロにとって格好の出店地といえる。