ルイ・ヴィトン×カニエ・ウェスト、注目のコラボ・スニーカーが発売

　フランスの老舗メゾン「LOUIS VUITTON（ルイ・ヴィトン）」が、アーティストKanye West（カニエ・ウェスト）とコラボレートしたスニーカー･コレクションが誕生した。

　カニエ・ウェストのエッジィでアーバンな審美眼と、ルイ･ヴィトンのノウハウとクラフツマンシップが融合した、大胆で革新的なこのスニーカー･コレクション。フォルムと機能を兼ね備えた"Don's（ドンズ）"、"Jaspers（ジャスパー）"、"Mr Hudson（ミスター・ハドソン）"の3つのスタイルがあり、スエード、カーフレザー、またはレザーパッチワークが用いられ、ハイカットからローカットまで揃う。

　スニーカー･コレクションには、すべてに強力なシグネチャーディテールが施されている。高さのあるクッション入りの独特なヒールフラップにより、ジーンズの裾を入れて履くことも可能。モノグラムフラワーのエンボスがアウトソールに施され、頑丈でありながらも、驚くほど軽くてしなやかな感覚に仕上がった。

　"Don's（ドンズ）"は、カニエ・ウェストの腹心ともいえる男性の名前にちなんで付けられたもので、クラシックなレースアップスニーカーにラッパーテイストな要素が加わっている。クッション入りヒールフラップに加え、ヒップなアーバンルックを生み出す、立つように作られたタン（ベロ部分）が特徴。2009年1月に行われたルイ･ヴィトン2009-10年秋冬メンズ･コレクションにおいて、カニエ・ウェストがルージュ（レッド）のカーフレザーを履いて登場したことでセンセーションを巻き起こしたモデルだ。

　"Jasper's（ジャスパー）"は、カニエ・ウェストのシグネチャー的ハイカットスニーカーである。レースアップとクッション入りベルクロストラップが用いられ、ブラックスエードまたはオフホワイトのカーフレザー製で、スエードやパテントレザーのトリミングが施された。また、華やかなレザーパッチワークのタイプは、スエードのタッセルが特徴。ゴールド仕上げのアクセサリーや、日本のポップアートにインスパイアされた華やかなピンクのアウトソールが用いられている。

　同様のタッセルと華やかなアウトソールが特徴の"Mr Hudson（ミスター・ハドソン）"は、アイコン的なボートシューズに、エッジィなストリートスタイルが加わったものとなる。カニエ・ウェストの最新アルバム『808s & Heartbreak』にフィーチャーされているアーティストにちなんで名付けられたこのモデルは、パテントトリミングが施されたブライトホワイトのカーフスキンでも展開される。

　「とても感動している。夢の中にいるようだ。今まで数多くの音楽賞を受賞してきたが、世界一のブランドとこうしてオフィシャルに何かをできるというのは、グラミー賞にもない感動だ」 と、カニエ・ウェスト。

　いまや数々の賞を受賞したプロデューサーでありアーティストのカニエ・ウェストは、本プロジェクトにおいて長年にわたる夢を果たしただけではなく、自らの多大な経験も活かした。同氏は、「今まで数多くの靴を履いてきたし、ステージに立つには、履き心地が良く、いろいろな洋服にも合わせなくてはいけなかったので、ジムシューズに関してはエキスパートになったと思う。自分の名前が付いているだけのスニーカーにはしたくなかった。時間や労力をきちんとかけて、工夫したものを作りたかった」と述べている。

　カニエ・ウェストのコレクションは、日本において2009年7月11日より、一部のルイ･ヴィトン ストアにて順次展開をスタートしている。

■お問い合わせ先：ルイ・ヴィトン カスタマーサービスセンター　03-3478-2100