
Browns
ECサイトのファーフェッチ(Farfetch)が、英セレクトショップ「ブラウンズ(Browns)」の買収を発表した。オムニチャネルにおける成長戦略の一環として、45年間培ってきたブラウンズが持つ店舗販売のノウハウの取り込むことが狙い。今後ブラウンズと共に、リテール技術とオムニチャネルの開発を行っていくという。
ファーフェッチは、ポルトガル出身の起業家ジョゼ・ネヴェス(José Neves)が2008年に創業したECサイトで、パリのセレクトショップ「レクレルール(L'ECLAIREUR)」やニューヨークの「Fivestory」、日本のリステア(RESTIR)、そしてブラウンズなど世界のセレクトショップ300店舗以上からの商品購入を可能にしている。これまでファーフェッチはブラウンズとパートナーとして2年間事業展開を行なってきたが、今回相互の更なる成長と発展に向け買収することに至った。
ブラウンズを買収した理由についてジョゼ・ネヴェスは「我々のヴィジョンは『5 年後、10 年後、消費者がどのようにラグジュアリーファッションを購入しているか?』という質問に答えることです。その答えは必ずしも『オンライン』というわけではないでしょう。強力で安定したテクノロジーは必要ですが、同様に店舗におけるお客様との素晴らしいコミュニケーションも必要になります」とコメント。ブラウンズの取締役Caroline Bursteinは「Browns のブランドイメージを保ちながら、より一層グローバルに発展していく良い機 会を得ました。お互いにとってこれからの旅はエキサイティングなものになるでしょう」と語っている。なおファーフェッチは、テクノロジー面を強化するためにSandrine Deveauxを統括マネージャーに任命し、新プロジェクト「Store of the Future」を発足。同氏の指揮の下、ブラウンズと共にリテール技術とオムニチャネルの開発を行っていき、同技術はパートナーに持つ300のセレクトショップでも導入される予定だ。
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