
Beats Electronics 公式サイトより
米Apple(アップル)が、ヘッドフォンやスピーカーなどを製造するBeats Electronics(ビーツ・エレクトロニクス)と音楽配信サービスのBeats Music(ビーツ・ミュージック)を買収することで合意したと発表した。取得額は2社合計で30億ドル(約3千億円)で、第4四半期(7月~9月)に完了する予定。Appleにとって最大規模の買収となる。
カリフォルニア州サンタモニカを拠点とするBeats Electronicsは、2006年に音楽アーティスト兼プロデューサーのDr.Dre(ドクター・ドレー)とインタースコープ・ゲフェンA&Mレコーズ社の会長Jimmy Iovine(ジミー・アイオヴァイン)が共同設立。品質とデザイン性を兼ね備えたヘッドフォンブランド「Beats by Dr.Dre」で支持され、プレミアムヘッドフォン市場では5割以上のシェアを占めているという。Beats Musicでは、会員制音楽配信サービス「Project Daisy」などを展開している。
Appleの上級副社長Eddy Cue(エディー・キュー)は、Beatsの買収について「我々の音楽に関するラインナップがさらに向上するだろう」と話しており、最高経営責任者Tim Cook(ティム・クック)は「音楽は生活において重要な位置付けで、Appleにおいても特別な部分を占めている。我々は、素晴らしいチームと共に世界で最も革新的な音楽製品やサービスを提供し続ける」とコメントを発表している。Appleは今回の買収に伴い、Beatsの製品をオンラインのApple Storeや世界各地の直営店をはじめ、認定小売店で販売し、また2人の共同経営者Dr.DreとJimmy IovineをAppleに迎え入れる。
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