
BIOTOP OSAKA
東京・白金台のライフスタイル提案型複合ショップ「Biotop(ビオトープ)」の2号店が、4月26日、大阪・南堀江にオープンした。かつて南堀江を家具の街からファッションストリートへと変えるきっかけとなった「A.P.C」が入居していたビルの1〜2、4階。道路に面した1階にはコーヒースタンドや温室ハウスを併設し、気軽に立ち寄れる"街のランドマーク"として早くも人気を集めている。(写真・文:橋長初代)
「ツリーハウスのある本店の世界観をそのままにコンテンツをさらに充実させた」(プレス)という同店は、店舗面積約240坪で本店の倍の広さ。植物のある暮らしを提案するボタニカルショップを設けたことでナチュラル感が漂う1階には、ハンドドリップで淹れるコーヒースタンドを併設。ゆったりしたレイアウトの売り場にはベーシックウェアやナチュラルコスメのほか、上質な生活雑貨が並ぶ。注目商品は「agnès b.(アニエスベー)」とのコラボアイテムやポルトガルのタオルブランド「ABYSS」のタオル、「STARNET」の益子焼の器など。ウェアは仕入れ商品がメインだが、ベーシックなニットやTシャツ、シャツ、パジャマなどのオリジナル商品も揃う。
コンテンポラリーな雰囲気の2階は、国内外からセレクトしたウェアや小物を集積したファッションのフロア。メンズでは「ビズビム」「ラフシモンズ」「カルヴェン」「ミスタージェントルマン」「ユニス」、レディスでは「イヴ・サンローラン」「ステラ・マッカートニー」「エンフォルド」など世界のトップメゾンから注目ブランドまでをラインナップ。旬のブランドを紹介するポップアップスペースでは、元「green」のデザイナーが手がけるレディスブランド「HYKE」を5月11日まで展開する。第2弾は、ニューヨーク発サーフショップ「サタデーズ サーフ ニューヨーク」が登場する予定。
屋上のガーデン・レストランでは、青空の下、自然を感じながらおいしいピザとワイン等を味わえる。メイン料理のピザは8種類あり、1階のスタンドでも提供されるので、ランチにおすすめだ。
南堀江に出店した理由について、ジュンのアダム エ ロペ事業部ディレクター、迫村岳氏は「大阪では最近、梅田や天王寺など駅前ターミナルが盛り上がっているがその反面、街の路面店の存在が薄れている。ビオトープが街を活気づける起爆剤になれば」と話す。周辺エリアには高層マンションなどが建ち並び、ベビーカーを押す若い家族連れの姿も多く見かける。「白金ではその世代にもアプローチできている。ハイファッションに興味のない人でも風通しのいい空間で気持ちのいい時間を過ごしてもらいたい」と迫村氏。同社の佐々木進社長も「大人が気軽に立ち寄れる店にしていきたい。地元の人とコラボしたり、界わいに店舗を複数出店していく」といい、南堀江の活性化にも前向きだ。
ビオトープは2010年3月、アダム・エ・ロペの旧本店をリニューアルしてオープン。以来、近隣住民や著名人に親しまれ、毎年売上げを伸ばしている。今後の出店は未定だが、「近い将来、国内外の主要都市に5〜10店舗程度出していきたい」(迫村氏)という。
(写真・文:橋長初代)
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