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WEBマガジン「honeyee.com」「.fatale(ファタール)」を運営するハニカムが、宮崎県を拠点とするIT関連会社アラタナに株式を譲渡することを10月25日に発表した。今回の株式譲渡で、アラタナの代表取締役である濵渦伸次氏がハニカムの役員に就任するが、「honeyee.com」「.fatale」の編集長である鈴木哲也氏は引き続き代表取締役を務めるという。
「honeyee.com」は藤原ヒロシ氏、「SOPHNET.(ソフネット)」 の清永浩文氏、「visvim(ビズビム)」 の中村ヒロキ氏が発起人となり2005年に設立。編集長に宝島社出身で「smart」を手掛けていた鈴木哲也氏(現代表)、社長にIMJ創業メンバーで現CROSS BORDERS代表取締役社長の村上 亮氏(2011年には取締役顧問に就任)が参画し、「都市部に生活する30代から40代の生活者」をターゲットにファッションやカルチャーを中心とした同時代的なライフスタイルの提案を行ってきた。著名人ブログをメインコンテンツに急成長したことから、ブログ系メディアの成功例として取り上げられることも多く、2011年には女性向けサイト「.fatale」をオープンさせている。
アラタナはeコマースに特化したテクノロジーとサービスを提供するITベンチャー企業。スマートフォン対応のeコマースプラットフォーム「カゴラボ」や、ページやバナー作成を可能とする「スケッチページ」を提供しており、今年の2013年9月にはNTTドコモ・ベンチャーズが運営するドコモ・イノベーションファンド投資事業組合、リブセンス、ジャフコなどから総額5億4,992万円の資金を調達している。
今回の株式譲渡については、アラタナが増資を発表した際にハニカムと新規事業に関する会見を開くと報道されたことから噂が広まっていた。しかし実際に会見は行われなったことから調整に難航していると言われていたが、約1ヶ月遅れての正式発表となったようだ。来年春に新サービスをスタートすると発表しているアラタナはeコマースを強みとしているため、過去に撤退したハニカムオンラインストアを再オープンさせるといった両社の強みを生かした新コンテンツが登場する可能性が高いと言われている。
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