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休刊していたモードマガジン「Harper's BAZAAR(ハーパーズ バザー)」の日本版が復活する。新たにハースト婦人画報社が、国内で2013年9月を目処に創刊することを発表。昨年から世界的メディア企業Hearst Corporation(ハーストコーポレーション)の傘下に入った同社は、ハイエンド誌「Richesse(リシェス)」の創刊やライフスタイル誌「Esquire(エスクァイア)」のコンテンツ展開など、親会社のビジネス力を活かして事業を拡大している。
1867年にアメリカで創刊された「Harper's BAZAAR」は、女性向けのファッション誌では145年という最長の歴史を持ち世界26カ国で出版されているインターナショナルなモードマガジン。日本では2000年にエイチビー・ジャパンからライセンスマガジンとして創刊され、他社への事業譲渡を経て約10年にわたり発刊されてきたが、広告収入減や事業収支の悪化を理由に2010年12月号をもって休刊していた。
ハースト婦人画報社による「Harper's BAZAAR」は、総編集長に「エル・ジャポン」など海外誌の編集に長年携わってきた森明子が就任。森明子は「モードマガジンのパイオニアである『ハーパーズ バザー』を創刊できることは、大変楽しみであるとともに、大きな責任を感じています。知性とセンスを持ち合わせた大人の女性に向けて、上質でスタイルのあるファッションやビューティを提案し、読み応えのある読み物などをお届けしたいと思います」とコメントを発表している。
2011年7月からHearst Corporationの100%子会社となり、アシェット婦人画報社から現在の社名に変更したハースト婦人画報社。創刊107年の「婦人画報」をはじめ、「ELLE(エル)」や「25ans(ヴァンサンカン)」といった女性・男性誌からライフスタイル誌まで幅広いカテゴリーを展開する同社だが、先月には同じく日本版が休刊している「Esquire」を、主力誌「MEN'S CLUB(メンズクラブ)」のコンテンツとして来春を目処に取り入れることを明らかにしている。
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