Image by: FASHIONSNAP
「PRADA(プラダ)」とLG電子による3作目の携帯電話「docomo with series PRADA phone by LG L-02D」が1月26日に発売されました。国内では、NTTドコモから2011-12年冬春モデルとして登場する2題目の「PRADA phone」。初代は2008年にブランド携帯の先駆けとして全世界で100万台が販売され、大きな話題となりましたね。そこで「PRADA」初のスマートフォンとしても注目されている「docomo with series PRADA phone by LG L-02D」を隅々までチェック。「PRADA phone」ならではのデザインやインターフェイスを覗いてみましょう。
外箱はカーフレザー「サフィアーノ」をイメージした素材感を落とし込んでいるそれ自体が作品のような重厚感のあるボックス。部屋のインテリアとしても存在感を放つ作り込みはさすがの一言。「PRADA」の刻印は繊細ながらもしっかりと主張するシルバーで。
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では、開けてみましょう。携帯電話とは思えない高級感を放っていますね。「PRADA」のエンブレムが上部にしっかりと鎮座しています。横にはリボンで作られた"つまみ"が付いているので、取り出しは簡単。ブラックカラーで統一された洗練されたデザイン。
ベルベット調の中敷の下には、付属品が収められています。黒で統一されたコンパクトな取説(クイックスタートガイドというそう)。取説の他、電池パックL16、ACアダプタ L03、USB接続ケーブルL02、そしてPRADA Earphoneが入っていました。
PRADA Earphoneは音楽を聞いているときでも、電話を受けたりかけたりすることができるそう。カナル型ヘッドフォンでスイッチマイクも付いています。「PRADA」のロゴ入りでシンプルを極めたデザインです。
本体は、高さ約128mm×幅約69mm。細部まで造形美を追究しています。ボディは8.9mmと極薄です。本体上部には、写真左からイヤホンマイク端子、上部マイク、microUSB接続端子、電源キー/画面ロックキー、そしてワンセグアンテナが付いています。端末上部のmicroUSBポートはスライドさせると充電アダプターやPCと接続できます。外部ストレージとしても接続できるので写真や仕事のファイルなども持ち歩けます。
ワンセグアンテナを伸ばしてみました。12cmほどでいろいろな角度に曲げることができます。本体下部にはマイクがついています。
本体の裏(リアカバー)は、ブランドを代表するカーフレザー「サフィアーノ」をイメージした素材を使用。手に取ったときの感触も「PRADA」です。通話している時でも「PRADA phone」とわかるように背面にもしっかりとロゴがあしらわれています。有効画素数810万画素の写真が撮影できるメインカメラと、その下にはフラッシュも付いています。専用画像処理エンジンとハードウェアアクセラレータで写真の処理は快適とのこと。
早速、リアカバーを外して電池パックを入れてみましょう。ちなみに、microSDHDカードも付属品として入っています。こちらは8GB。電源を入れて起動してみましょう。
電源をつけるとまず現れるのは「PRADA」のロゴ。起動音が鳴ってアニメーションがスタート。「PRADA」ロゴがこちらに迫ってきます。
こちらはスタートアップ画面。初めての人に向けて親切にガイドしてくれるようですね。すでにGoogle アカウントをお持ちの方はログインするだけでアドレス帳などのデータをすべて同期してくれます。「docomo with series PRADA phone by LG L-02D」のCPUはデュアルコア1GHzのARMコアで、しかもデュアルメモリなので高速な処理が可能となってます。
回線は3Gで、Wi-Fiテザリング機能付きです。ドコモならではのサービスとして「おサイフケータイ」の使用できます。チップセットはTI社製OMAP4430(CPUはデュアルコア1GHz駆動)。2つのメモリを用いて効率的な処理が可能とのこと。アイコンやウィジェット、フォントなどは「PRADA」の世界観を追求した PRADA GUI インターフェースとなっています。
出荷時に搭載されるAndroid OSのバージョンは2.3.7Gingerbread。昨年の冬に発表されたばかりのAndroid 4.0 Ice Cream Sandwichにもソフトウェアアップデートで対応するそうです。洗練されたデザインとは対照的な、丸っこく可愛らしさのあるフォントやアイコンですね。「dメニュー」や「dマーケット」の他、「Gmail」などもアプリとして備えられています。スケジュール帳もあるのでしっかり管理できますね。壁紙も豊富なラインナップとなっています。「PRADA」の独創的なテキスタイルのようなオリジナル壁紙もあるようですよ。
文字を打ち込んで検索してみましょう。デュアルコア1GHzのCPUとデュアルメモリで操作は快適。4.3インチ高精細IPS液晶 WVGA(800×480)NOVA Plus(800 nits)を採用しているためとても見やすいですね。
ワンセグに対応する機種ということなので、テレビもつけてみました。縦画面だと下にいろいろな情報が出てきます。横画面にすると放映中の字幕が出てきました。
通話画面やSMSの送信画面も開いてみました。デフォルトではテンキーに設定されてますが、キーパッドはテンキーとキーボードが設定で選択できます。もちろん文字やイラストも「PRADA Phone」仕様となっています。電卓のアプリも「PRADA」デザイン。辞書も使えます。旺文社の辞書が搭載されています。いろいろなアプリを入れて自分仕様の「PRADA Phone」にできるのも楽しみのポイントですね。
ということでそろそろ電源を切りましょう。電源キーを長押しすると出てくるのは、「携帯電話オプション」。一番下の「電源オフ」をタッチすると、「電源オフ」画面に。「OK」を押すと、終了時にアニメーションが流れ「PRADA」ロゴが離れて行きます。
前作にも増して洗練されたデザインと、機能性を兼ね備えた「docomo with series PRADA phone by LG L-02D」。見た目の美しさだけではなく、インターフェイスまで「PRADA」の世界観を落とし込んだ仕様は、再びファッショニスタを魅了しそうですね。
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