Image by: FASHIONSNAP / As to Disney photos, logos, Properties: ©Disney
ハワイ・オアフ島の西海岸コオリナにある「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」。ファミリーを中心にオトナも楽しめるように作られた通称アウラニですが、ここは、テーマパークに隣接しない純粋なリゾートホテルです。心地よい青空の下、静かなクリスタルブルーのラグーンに囲まれた白砂のビーチ、従来のワイキキを中心としたハワイのバケーションとは一味違ったハイクラスな滞在が楽しめるアウラニに、ハワイ初上陸の記者Sが行ってきました。
目次
アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイの基礎情報
アウラニとは、ハワイ語でメッセンジャーという意味。雄大な自然が育んだハワイの歴史や文化、そこに宿る独自のスピリッツを後世に語り継いでいきたい、という思いが込められているそうです。羽田からホノルルまでは約6時間。空港からアウラニまでは車で30〜40分くらいです。約8万5,000平方メートルの敷地に、359のホテル客室とキチネットやキッチン付のスイートが481室、またリゾート内には様々なプールやスパ、レストランなどがあります。
リゾートまでの道のり
ハワイは日本よりも19時間ほど時間が遅れているので少々の時差ボケあり。初上陸からまもなく、空港に迎えに来てくれた陽気なドライバーさんがすいすいとリゾートまで送り届けてくれたので、移動は快適です。
リゾートに到着。アウラニのコンセプトは「ハワイの歴史や文化をディズニーのおもてなしでゲストに伝える」こと。まずは、エントランスでフルーツがたっぷりと入ったウェルカムドリンクを戴きます。
もちろんディズニーが手がけるリゾート施設だけあって、ディズニー・キャラクターが色々なカタチで登場するところも魅力の一つです。
施設紹介①エントランス&ロビー
"リゾートの顔"エントランスやロビーには、オールドハワイを感じさせる多彩なアートやオブジェが各所に。エントランスやロビーはカヌーハウスをイメージして設計されているそうで、ハワイの伝統的な建築様式が取り入れられています。
特に目を引いたのは、ローカルアーティストによるアートの数々。
施設紹介②ゲストルーム
ゲストルームは、ハワイらしさとディズニーテイストを融合したという機能性や快適性に優れたプライベート空間を演出。シンプルで使い勝手の良いスタンダード・ルームに加え、広さやバスルームの数が異なる3種類のスイートルームが用意されています。
1ベットルームのスイート
2クィーンベッドルーム(スタンダードルーム)
3ベッドルームのスイート
室内の隠れミッキーを探してみるのも楽しみの一つ。ヒントは入り口のドアに飾られている彫刻、ハワイアンキルトのベッドランナー、トイレ内に掛けられた絵画、廊下に敷かれたカーペットです。
ホテルゲストとして宿泊する以外に、ディズニー・バケーション・クラブのメンバーになって、アウラニを利用することもできるそうです。
施設紹介③アクティビティー
贅沢なゲストルームでひとやすみしたところで、毎日配布される「The Daily 'IWA」をチェック。キャラクター・ミート&グリートのスケジュールやリゾート内で実施されるイベント情報を確認し、リゾート内を探検してみます。
リゾート中心部に位置するワイコロヘ・バレーは、様々なアクティビティーを体験できる巨大ウォーター・プレイエリア。大迫力のスライダーやアスレチックのようなキッズ向けウォーター・プレイエリアなど、子どもが大満足なスポットをはじめ、隠れ家的なプール、ジャクジー機能が付いたプール・スパといった、落ち着いた雰囲気に包まれた大人向け施設も充実しています。
まず目に付いたのは、クネクネと伸びる変化に富んだコースが特徴の「ワイコロへ・ストリーム」。
「メネフネ・ブリッジ」はキッズ向けのプール。アスレチック風の遊具が並びます。
ハワイ諸島沿岸のきれいな珊瑚礁の海を再現したプール「レインボー・リーフ」には、エンゼルフィッシュやバタフライフィッシュ、タングなどハワイ特有の魚の姿が。シュノーケリングはちびっ子に大人気。記者Sはガラス越しに水中観察しました。
2013年に新設された「カ・マカ・グロット」は、美しいサンセットが望めるファミリー向けプール。このプールの中に潜るとイルカやクジラの声を聞きながら泳げるそうですよ。美しいラグーンに囲まれたコオリナ・リゾートは、起伏の少ない穏やかな波が特徴。
カ・マカ・グロット
砂浜で水遊びを楽しんだりビーチチェアでのんびりくつろいだりと楽しみ方は様々です。
ビーチ内のレンタルショップ「マキキ・ジョーズ」では、ビーチパラソルやカヤック、シュノーケルなどがレンタル可能。
ビーチの目の前にあるテイクアウトのスタンド「リトル・オピヒーズ」ではオアフ島で唯一、ビーチでアルコールを提供しているそう(満21歳以上の方に限ります)。
そのほかにも、リゾート内にはテイクアウトができるフードスタンドも。
アウラニの目の前には長さ1.5キロメートル以上のビーチ沿いの遊歩道が。
リゾート内には、キッズルーム「アンティーズ・ビーチ・ハウス」があり、子供を預けて夫婦水入らずのひとときを楽しむファミリーも沢山いるそうですよ。
施設紹介④ダイニング
ビュッフェから食通をうならせる本格ディナーまで、地元の食材にこだわった味に舌鼓。トラディショナルなハワイアンメニュー、モダンテイストを取り入れた創作料理など、各店舗が工夫を凝らしたメニューを提供しています。色とりどりのカクテルが味わえるプールバーやテイクアウトメニュー中心のクイックサービスも充実。
アウラニ到着後、初の食事はビーチサイドのメインダイニング「アマアマ」へ行きました。
夜になると、リゾート内の芝生の広場では、ディズニーオリジナルのショー「スターリット・フィ」がスタート。オールドフラから創作フラまで様々な踊りや歌が楽しめるハワイアンショー、そして最後に人気キャラクターが登場するダンスショーなど迫力満点のパフォーマンスが間近で鑑賞できました。
充実の1日を過ごしたところで、明日に備えておやすみなさい。
早朝ヨガ体験
翌日は早朝からヨガ体験。経験豊富なインストラクターさんも一緒です。
施設案内⑤レストラン「マカヒキ」
身体を動かしお腹が空いたので、朝食はビュッフェスタイルのレストラン「マカヒキ」に行ってみました。開放感あふれる店内は、店名の由来となった古代ハワイで行われていた収穫祭「マカヒキ祭」をモチーフにした絵画やオブジェが飾られ華やかな雰囲気です。
同店では、ディズニー・キャラクターとふれあいながら朝食が楽しめる「キャラクター・ブレックファスト(要予約)」が毎日実施されるので、ミッキーやミニー、グーフィーに会えるかもしれません。
お腹がいっぱいになったところで、レイ・メイキングを体験。アウラニではアンティと呼ばれる女性たちが色々なイベントに登場します。アンティとは、親しみを込めたおばちゃんという意味だそうです。
次はアウラニの目玉の一つ、スパを体験。
施設案内⑥スパ
「ラニヴァイ-ディズニー・スパ」では、15室のトリートメント・ルーム(1672平方メートル)、プルーやジャグジーを設置した屋外施設(464平方メートル)、ティーン向けのスパ(139平方メートル)を展開。ハワイ伝統のロミロミ、指圧とヨガを組み合わせたタイ古式など豊富な施術メニューが魅力です。(要予約)
受付に到着。ラニヴァイとはハワイ語で真水の天国という意味。
受付の横にはオリジナルのコスメグッズを揃えたショッピングコーナーが併設されています。トロピカルな香りの洗顔用ミストやボディバター、保湿クリームといった美容用品以外に、ローブやブランケット、Tシャツなど服飾雑貨も販売。
「クラ・ヴァイ・ハイドロセラピー・ガーデン」はオアフ島最大の屋外ハイドロセラピー・ガーデン。プライベートエリアで行うトリートメントが人気だそうです。
プライベートエリアで行うトリートメントが人気だそうです。
13〜17歳のティーンを対象にした「ベインテッド・スカイ」は、ハワイ唯一のティーン専用スパ施設。コンピュータステーションやヨーグルトバーが併設されていて、スパをしなくても、気軽に遊びに来ても良いそうです。
アウラニ流スパのあとは、再び腹ごしらえ。今回は新しくできた「ウル・カフェ」でスクランブルエッグやたっぷりのフルーツを戴きました。
施設案内⑦ショップ
リゾート体験を満喫し、そろそろ帰り支度をする時間。お土産を探しに「カレパ・ストア」に入ってみます。
オトナな雰囲気の「ハレ・マヌ」も行ってみます。店内で配布しているフォトパスと呼ばれるカードを持っておくと、アウラニ専属カメラマンに撮ってもらった写真を滞在中、簡単に現像することができるそう。
そろそろ本当に帰り支度をしないとと思っていたところ、タイミング良くミッキーやスティッチに遭遇。休暇でハワイへ遊びに来ているスティッチやミッキーなどのキャラクターたちは、アロハシャツやレイといったハワイアンな衣装でバケーション気分を満喫の様子です。
チェックアウトもチェックインの時と同様サクッと済ませ、ホノルル空港から帰路へ。
ハワイの豊かな文化にディズニーテイストが程よくブレンドし、新しいハワイの楽しみ方を提案する「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ」。イマジニアと呼ばれるウォルト・ディズニーのクリエイターたちと地元の人々が協力しあい誕生したアウラニには、ハワイの文化や歴史、伝統が大切にされたゆったりと時間が流れていました。
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