ADVERTISING

用語集

検索

バウドピークドラペルとは?

bowed peaked lapel

バウドピークドラペル(bowed peaked lapel)のイラスト

Image by FASHIONSNAP

バウドピークドラペルとは、全体に弓形の曲線を描いたピークドラペルの変形した襟型(衿)のこと。ピークドラペルとは、スーツやジャケットなどの上着に用いられる襟の形状の一つであり、V字型に開いた襟の先端が尖った特徴的な形をしている。一方、バウドピークドラペルはそのピークドラペルのカーブ部分を更に弓形に曲げ、たわませたような表情を与えた襟型である。1989年にジョルジオ・アルマーニが発表したジャケットにバウドピークドラペルが採用され、その後も現在でもファッション業界で人気のある襟型の一つとして定着している。曲線の美しさが特徴であり、ショールカラーのようなカーブを持つピークドラペルとも呼ばれる。

用語監修

大妻女子大学家政学部被服学科
准教授、博士(学術)

中川 麻子Nakagawa Asako

東京造形大学デザイン学科I類卒業、筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学、共立女子大学大学院博士 課程修了。服飾文化学会理事、日本デザイン学会ファッション・デザイン部会理事所属。専門は、服飾文化史、 デザイン史、グラフィックデザイン。大学では、百貨店やアパレル企業との産学連携を積極的に行なっており、学生と共に商品企画、販売促進に取り組む。

主な論文・著書は、 『Re-Envisioning Japan: Meiji Fine Art Textiles』(共著、5 Continents Editions) 、『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』「歴史の扉 7 ファッションの時代」(共著、ミネルヴァ書房) 、『趣味とジェンダー〈手づくり〉と〈自作〉の近代』「女学生と手芸」(共著、青弓書房)、 『戦後女性ファッション誌の興隆と衰退』日本デザイン学会特集号「ファッション・デザインとメディアII」(2023年秋 刊行予定)など。

東京造形大学デザイン学科I類卒業、筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学、共立女子大学大学院博士 課程修了。服飾文化学会理事、日本デザイン学会ファッション・デザイン部会理事所属。専門は、服飾文化史、 デザイン史、グラフィックデザイン。大学では、百貨店やアパレル企業との産学連携を積極的に行なっており、学生と共に商品企画、販売促進に取り組む。

主な論文・著書は、 『Re-Envisioning Japan: Meiji Fine Art Textiles』(共著、5 Continents Editions) 、『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』「歴史の扉 7 ファッションの時代」(共著、ミネルヴァ書房) 、『趣味とジェンダー〈手づくり〉と〈自作〉の近代』「女学生と手芸」(共著、青弓書房)、 『戦後女性ファッション誌の興隆と衰退』日本デザイン学会特集号「ファッション・デザインとメディアII」(2023年秋 刊行予定)など。

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント