IMAGE by: 東海林広太
フォトグラファーの東海林広太が、「パンザマスト」巡回展を小金井にあるギャラリー「とをが」で開催する。会期は4月5日から12日まで。
東海林は1983年、東京都出身。スタイリストを経て、2014年から写真家としてのキャリアをスタートした。2017年に初となる個展「Beautiful」を開催し、その後も「go sees」(2019年)や、「everything matters」(2021年)、「Nothing happened」(2023年)といった個展を開くなど精力的に活動している。
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巡回展のタイトル「パンザマスト」は、同氏が自身の地元にカメラを向けることで生まれ続けている作品群を束ねる言葉を示すという。同展では、2016年から東海林が撮り続けている「自分の育った場所にかつてはあったものとして、存在していた物事を写真に残す」という一連のシリーズ「Not Found」から2021年以降の写真を中心に展開。今回は、2022年開催時に公開していない初披露の作品も用意し、インスタレーション形式での展示を行う。
東海林は、「撮って残したことより撮っていないことは山ほどある。そういうふうにこれからも続いていく」と作家ステートメントを発表しており、「とをが」主宰の熊井晃史は、「写真をじっくり鑑賞する。もっというと、写真とともに同じ空間に身を置く。巡回を迎えるにあたっては、それができるように、ゆっくりと身を預けることができるような場でありたいと考えています」と語っている。
◾️「パンザマスト」巡回展
開催期間:2024年4月5日(金)〜4月12日(金)
会場:とをが
所在地:小金井市前原町5-8-3丸田ストアー2階
営業時間:11:00〜18:00
Image by: 東海林広太
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