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9月15日に発表した内容について、所属タレントやスタッフに対し、移籍を促すような誤解を招く表現があったとして一部を訂正した。「ジャニーズ事務所側には、ガバナンス体制の整備された別組織の設立などの方策によって、早急に対応すべきであると伝えていく所存です」とした。
コーセーが、ジャニーズ事務所の所属タレントの広告起用について、公式サイトで方針を発表した。契約タレントが出演するテレビCMは既に終了し、新規契約や起用は見送るとした。また、現時点でウェブサイトや店頭での販促物の撤去等は予定していないが、ステークホルダーの意向を踏まえ、適切に対応していくという。
同社は発表した文書において、今回のジャニーズ事務所の問題に対し、長年契約をしてきた企業として、人権尊重の徹底や、被害者への補償の早期対応、改善状況の報告および情報提供など、ガバナンス体制の確立について注視していくとした。一方で、才能のある所属タレントやマネージャー、スタッフの活動の場の喪失について懸念し、活動環境の改善・復帰可能な仕組みの確立について、事務所に対し強く要請すると記載している。
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これらを踏まえ、「被害者の補償とガバナンス確立」と「所属タレントやスタッフの救済」の迅速な対応を最優先に考え、明確に分離し、進められる状態にすることが必要だとした。続けて、「そのためには現在のジャニーズ事務所には被害者の補償に専念していただくべきと考えており、現在の所属タレントの皆さまや、そのマネジメント機能については、他社への移籍や、ガバナンス体制の整備された別組織の設立などの方策によって、早急に対応すべきであると伝えていく所存です」と示した。
直近のテレビCMではSnow Manの目黒蓮をブランド横断の「コーセー 敏感肌ケア」に起用。グループ会社のアルビオンが展開するスキンケアブランド「フラルネ(FLARUNÉ)」では、同じくSnow Manの渡辺翔太をブランドアンバサダーに起用した。
ジャニーズ事務所所属タレントの広告起用については、花王も中止を発表した。
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